WHOのテドロス事務局長、再選目指す意向 米報道
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【5月4日 AFP】米医療専門メディア、スタット・ニュース(Stat News)は3日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長(56)が再選を目指していると報じた。
テドロス氏自身は、次期事務局長選に立候補するのか自らの意思を明らかにしていないが、同氏に近い筋はスタット・ニュースに対し、テドロス氏は立候補する意向だと述べた。
WHO事務局長は任期5年で2期まで務められる。1期ごとに加盟国の投票で選ばれる。
エチオピアの保健相と外相を歴任したテドロス氏は2017年、アフリカ出身者として初めてWHO事務局長に就任した。
WHOはAFPの取材に対し、テドロス氏に立候補する意思があるのかは明らかにせず、WHO加盟国による事務局長候補者の推薦期間は先月から今年9月までとなっており、定められた時期がくるまでその内容は非公開とされると電子メールで回答した。(c)AFP