【5月2日 CGTN Japanese】アジア開発銀行(ADB)は4月28日、北京市内で「2021年アジア発展アウトルック」というリポートを発表し、中国の成長率を前回発表の7.7%から8.1%に上方修正しました。

 リポートによりますと、世界の経済活動は絶えず増強され、製造業の反発や輸出の成長などにともない、いくつかのアジアの発展途上国では経済が回復しつつあるということです。アジアの発展途上国の経済規模は2020年には0.2%縮小しましたが、今年は成長率が7.3%に達する見込みがあり、来年は5.3%の可能性が見込まれています。また、中国についてリポートには、「輸出が力強さを見せ、住民の消費が徐々に回復することが、今年の経済成長を促進する。今年の成長率は8.1%で、来年は5.5%と予測する」と特記されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News