【5月1日 Xinhua News】中国国家郵政局は4月27日、今年第1四半期(1~3月)の郵便・宅配業界の運営状況を発表した。郵政業界の業務総量(取扱量の金額換算)は前年同期比50・3%増の3029億2千万元(1元=約17円)、売上高は35・5%増の2970億7千万元だった。比較対象となる前年同期データが低かったことに加え、現地での年越しやネット販促イベントなどが影響し、業界は急成長を維持した。

 宅配便取扱件数の増加量は過去最高を更新した。第1四半期の宅配便取扱件数の増加量は第1四半期が94億件、うち1月は47億1千万件で、月20億件の増加が常態化している。今年は春節(旧正月、Lunar New Year)明けの活動・操業の再開がすべての産業で前年より早く、2月20日(旧正月から9日後)の引受件数は春節前の水準に回復した。祝日経済が成長ポイントとなり、春節連休(2月11~17日)の引受・配達件数は前年同期の3・6倍に膨らんだ。(c)Xinhua News/AFPBB News