【12月2日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)は1日、東地区グループステージ第5節の試合が行われ、グループHの横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)は2度の大会制覇を誇る全北現代(Jeonbuk Motors、韓国)を4-1で下し、初の決勝トーナメント進出を決めた。

 横浜FMは17分、タイ代表DFティーラトン・ブンマタン(Theerathon Bunmathan)がペナルティーエリアの端から強烈なシュートを突き刺し先制すると、後半にも3点を追加して、Kリーグ4連覇中の全北をグループステージ敗退に追いやった。

 横浜FMを率いるアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督は「素晴らしいパフォーマンスだった。グループステージ突破はクラブ史上初めてのことであり、選手たちをたたえたい」とコメントした。「見事な成果であり、全ての関係者を誇りに思う」

 また、シドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)は上海上港(Shanghai SIPG、中国)に4-0で大勝し、今大会初勝利をマークした。

 第4節までに1勝もできず、すでに敗退が決まっていたシドニーFCだが、横浜FMの勝利によって2位通過が決定していた上海に勝利し、なんとか面目を保った。

 グループGでは、広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)が水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)と1-1で引き分けた。

 この結果、ヴィッセル神戸(Vissel Kobe)と共に16強に進むもう1チームは4日の最終節に決まることになり、水原が勝ち上がるにはその神戸相手に最低でも2-0のスコアが必要となる。(c)AFP/C.J. Elias