お台場に五輪シンボル再登場 大会前の景気づけに期待
発信地:東京
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【12月1日 AFP】都内のお台場海浜公園(Odaiba Marine Park)の海上に1日、五輪シンボルの巨大モニュメントが再設置された。
関係者は、新型コロナウイルスの影響で延期になった東京五輪の開幕を来年夏に控える中、シンボルが大会へ向けた熱を高める一助になることを期待している。
幅32.6メートル、高さ15.3メートル、重さ69トンのモニュメントは、東京都が五輪に向けたカウントダウンを始めた年始に運び込まれたが、点検とメンテナンスのため8月に一時撤去されていた。
前代未聞の延期となった東京五輪は、来年7月23日に開幕する予定となっており、期待が持てるワクチンの治験によって都の開催の望みは高まっている。
都職員の柳清水篤史(Atsushi Yanashimizu)氏は、「このシンボルの設置を通じて、多くの皆さまに来年いよいよ大会であることをより身近に感じていただければ」と話した。
シンボルは五輪の閉幕まで設置され、8月中旬にはパラリンピックシンボルと入れ替えられる予定。(c)AFP