【10月27日 Xinhua News】中国電子商取引(EC)プラットフォームの「拼多多(Pinduoduo)」はこのほど、「新ブランド計画」の更新版を発表、2021~25年に産業ベルト100カ所を支援し、新ブランド製品10万モデルを形成、売上高1兆元(1元=約16円)を目指すとした。

 同計画は18年末に始動し、中小・零細企業の成長に焦点を当て、開発面での提案やビッグデータによるサポート、優先的なアクセスを企業に提供、中小企業の新ブランド育成を支援してきた。同社の陳秋(Chen Qiu)副総裁によると、同計画のオーダーメード開発に関わる企業は実施から1年半で1500社を超え、4千モデル以上の製品を打ち出してきた。今年第3四半期(7~9月)の1日当たりのオーダーメード商品販売件数は200万件を超えた。新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの輸出企業が国内販売に転向する中、同社は産業ベルトや企業との提携でさらに多くのブランド支援モデルを模索し、すでに著しい効果を挙げている。

 計画の更新版は新ブランド支援のさらなる強化を打ち出している。提携相手は今後、大手受託加工メーカーから全国の製造大手に広がり、社数は1千社から5千社に拡大。資源投入を増やし、企業それぞれに合ったブランドプロモーション計画の提供などを予定している。(c)Xinhua News/AFPBB News