【10月25日 AFP】20MLBは24日、ワールドシリーズ(7回戦制)の第4戦が行われ、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)は8-7でロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)に逆転サヨナラ勝ちを収め、戦績を2勝2敗のタイに戻した。

 レイズは1点ビハインドで迎えた9回2死一、二塁からブレット・フィリップス(Brett Phillips)が中前への安打を放つと、まずは1人が返って同点。さらに相手捕手のウィル・スミス(Will Smith)が返球を後逸する間に、歴代最多となるポストシーズン9本塁打目を打っていたランディ・アロサレーナ(Randy Arozarena)がサヨナラの本塁にタッチし、緊張感のあるシーソーゲームを制した。

 レイズのケビン・キーアマイアー(Kevin Kiermaier)は「僕らは絶対に諦めない」「シーズンを通じてずっとそうしてきた。逆転軍団なんだ。それをこの大舞台でやれたんだから、なおさら格別だよ」とコメントした。

 球団史上初のワールドシリーズ制覇を目指すレイズでは、アロサレーナの他にブランドン・ロウ(Brandon Lowe)とハンター・レンフロー(Hunter Renfroe)、キーアマイアーにも一発が飛び出した。

 一方のドジャースもジャスティン・ターナー(Justin Turner)とコーリー・シーガー(Corey Seager)に本塁打が生まれ、15安打を積み重ねながら最後は押し切られた。25日の第5戦では、32年ぶりのワールドシリーズのタイトル獲得に向けて、勢いを取り戻すことを目指す。(c)AFP