【10月25日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship 2020)は24日、米カリフォルニア州サウザンドオークス(Thousand Oaks)のシャーウッド・カントリークラブ(Sherwood Country Club、パー72)で3日目が行われ、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)は上がり3ホールで2バーディーを奪うなどし、通算19アンダーで首位の座を守った。

 世界ランク3位のトーマスは「67」のスコアで5アンダーとし、この日「63」でスコアを9ストローク伸ばした同2位のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)を1打差で抑えている。

 3位には通算17アンダーでラント・グリフィン(Lanto Griffin、米国)、4位タイには通算16アンダーでセバスチャン・ムニョス(Sebastian Munoz、コロンビア)とライアン・パーマー(Ryan Palmer、米国)、そして3日間ボギーなしのパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)が並んでいる。

 2017年の全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)王者のトーマスは、ツアー通算14勝目と今季は1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(Sentry Tournament of Champions 2020)と8月のフェデックス・セントジュード招待(2020 FedEx St.Jude Invitational)に続く3勝目を目指している。

 その前に立ちはだかるとみられるラームは、今大会で単独2位以上の結果を残せば、新型コロナウイルス検査で陽性となり欠場したダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)から世界ランク1位の座を奪取できる。

 一方、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により米国開催となった今大会が、昨年日本で行われた際に優勝したタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、「71」のスコアで通算3アンダーの68位タイとなった。

 来月の第84回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2020)で連覇を目指すウッズだが、パー5の11番とパー3の17番での3メートルほどのバーディーパットが今ラウンドのハイライトになった。

 通算12アンダーの20位タイにつける小平智(Satoshi Kodaira)が日本勢トップに立っている。(c)AFP