【10月20日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby)に参戦するニュージーランドのオタゴ・ハイランダーズ(Otago Highlanders)は20日、アシスタントコーチのトニー・ブラウン(Tony Brown)氏がアーロン・メイジャー(Aaron Mauger)氏の後任としてヘッドコーチ(HC)に昇格したと発表した。契約期間は2年。

 昨年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)では日本代表のコーチも務めたブラウン氏は、現役時代にハイランダーズでSOとしてプレーした後、アタックコーチに就任。2017年にはアシスタントコーチとしてチームの8強入りに貢献するなど、同チームに長く関わってきた。

 ブラウン氏は「この役職に就く上でのモチベーションは、私が愛するチームやコミュニティーのために全力を尽くすこと」とコメントした。「チーム一丸となり、適切な態度で自分たちのラグビースタイルを出せれば、間違いなく成功できる」

 ブラウン氏は1999年から2001年にかけ、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の一員としてテストマッチ18試合に出場した。

 ハイランダーズを率いていたメイジャー前HCは、国内大会のスーパーラグビー・アオテアロア(Super Rugby Aotearoa)で3勝しか挙げられず、下から2番目の順位に沈んだことで契約を解除された。(c)AFP