【10月15日 AFP】20MLBは14日、プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、初回にプレーオフ最多の11点を奪ったロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)が15-3でアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)に大勝し、シリーズ成績を1勝2敗とした。

 前日、7-8と一歩届かなかったものの終盤に追い上げて勢いに乗っていたドジャースは、序盤から打線が爆発。マックス・マンシー(Max Muncy)の満塁弾など、初回だけで3本の本塁打が飛び出し、プレーオフの1イニング最多得点記録を更新した。初回3本塁打もプレーオフの最多記録で、1イニング3本塁打は同最多タイとなった。また三回までに5本塁打もプレーオフ最多記録となった。

 なおブレーブスは昨季、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)との地区シリーズ第5戦でも初回に10失点し、以前のワースト失点記録も持っていた。

 第4戦でシリーズ成績をタイに戻したいドジャースは、第2戦の直前に背中のけいれんで先発を回避したクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)がマウンドに立つものとみられている。

 このシリーズの勝者は、タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)かヒューストン・アストロズ(Houston Astros)とワールドシリーズで戦う。ア・リーグの優勝決定シリーズでは、レイズが3勝1敗でワールドシリーズ進出に王手をかけている。(c)AFP