【10月3日 AFP】19-20NBAファイナル(7回戦制)は2日、米フロリダ州オーランド(Orlando)で第2戦が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が124-114でマイアミ・ヒート(Miami Heat)を圧勝し、シリーズ戦績2勝0敗で2009-10シーズン以来のタイトル獲得まで2勝に迫った。

 けが人が続出しているヒートは戦力が落ちた中で全力で食い下がったものの、レブロン・ジェームズ(LeBron James)に33得点、アンソニー・デイビス(Anthony Davis)に32得点を決められ、手がつけられなかった。

 リーグが設置した隔離環境下においてキャリア初のNBAファナルに臨んでいるデイビスは、14リバウンドをマークするなどし、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)をけがで欠く相手ディフェンスを力で圧倒した。

 一方、これがキャリア10回目のリーグ頂上決戦となるジェームズは、8本のオフェンスリバウンドを記録したデイビスについて、「彼は大舞台で強い選手だ」「チームがいる状況をよく把握している」と絶賛。自身もこの日は9リバウンド、9アシストを挙げるなど、2試合連続でトリプルダブルに迫る成績を記録した。

 対するヒートは、アデバヨだけでなく左足を痛めたゴラン・ドラギッチ(Goran Dragic)も不在の状況に対処しなければならない中で、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)がチーム最多の25得点をマークしたほか、ベンチスタートのケリー・オリニク(Kelly Olynyk)も24得点の奮闘を見せた。

 ヒートは4日に行われる第3戦で巻き返しを図る。(c)AFP