【9月26日 AFP】UCIロード世界選手権大会(2020 UCI Road World Championships)は25日、エリート男子個人タイムトライアルが行われ、フィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna)が同大会の同種目においてイタリア勢初の金メダルを獲得した。

 イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)に所属する24歳のガンナは、ベルギーのワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)を26秒差の2位、スイスのステファン・クン(Stefan Kueng)を29秒差の3位に抑えて優勝した。

 母国イタリア北部の都市ボローニャ(Bologna)の南に位置するイモーラ(Imola)で、個人パシュートに続く世界タイトルを手にしたガンナは、「夢がかなって本当にうれしい。イタリア代表チームのみんなとイネオス・グレナディアーズに対して、個人的に感謝する」「言葉がない。レインボージャージーは4枚目だけれど、タイムトライアルではこれが初めてだ。家族とお祝いするよ」とコメントした。

 ツール・ド・フランス(Tour de France)の元覇者でイネオスのチームメートであるゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)は4位、前回王者のローハン・デニス(Rohan Dennis、オーストラリア)は5位に入った。(c)AFP