【9月27日 CGTN Japanese】千年の歴史を誇る広州市(Guangzhou)の北京路は23日夜、改修後のリニューアルオープンを迎えました。

 北京路は都市形成から2200年余りとなる広州市の中心を貫き、中国で最も早く歩行者天国が設けられた通りの一つです。2018年に、歩行者天国を設けている全国11本の通りが改修対象として選ばれ、北京路はグレーターベイエリアで唯一、これに含まれました。

 改修後の北京路は歩行者天国の長さが1.1キロメートルから3.5キロまで延び、面積も0.29平方キロメートルから0.43平方キロに広がりました。また、201店舗のショーウインドーや5200メートルに及ぶ裏通りに手を加えたことにより、裏通りや2階以上の空間をフルに利用するようになっています。

 北京路ではこのほか、地元の代表的な文化である舞台劇を打ち出し、メガネ無しで楽しめる中国最大の室外ウルトラHD・3D曲面スクリーンを設置し、無人デリバリーや顔認証決済、ウルトラHDライブコマースなどを取りいれて、さらにロボットレストランなどSNS映えするスポット53カ所を整備しています。一連のプロモーションを通して北京路の人気は高まっており、人出と営業額はそれぞれ昨年同期の88%、86%に回復しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News