【9月9日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)は8日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第28シードのジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)が6-3、6-2で第23シードのユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を下し、自身初の大会4強入りを果たした。

 緊張を乗り越え、わずか1時間9分で勝利を手にしたブレイディは「きょうの試合を迎える中で、漏らしてしまいそうな気分だった。本当に緊張していた」「コートではとにかく落ち着いて、涼しい顔をするようにしていた」と振り返った。

 25歳のブレイディにとって、四大大会(グランドスラム)での準々決勝は今回が初めて。これまでは2017年の全米と同年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)での16強入りが、グランドスラムでの最高成績だった。

 今大会はこれまですべてでストレート勝ちを収めており、落としたゲーム数24は勝ち残っている選手の中では最少の数字となっている。

 準決勝でブレイディは、第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)とシェルビー・ロジャース(Shelby Rogers、米国)の勝者と対戦する。(c)AFP