【8月8日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は7日、米フロリダ州オーランド(Orlando)で試合が行われ、オーランド・マジック(Orlando Magic)とブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)が、それぞれ正反対の形で残り二つとなっていたイースタンカンファレンスのプレーオフ出場権を獲得した。

 この日ネッツはカリス・レバート(Caris LeVert)がチーム最多の22得点、ジョー・ハリス(Joe Harris)が21得点の活躍をみせ、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)に119-106で勝利した。

 これで今季33勝36敗としたネッツは、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)がシーズン再開後に導入されたプレーイン・シリーズに持ち込むための4ゲーム差以内に迫ることが不可能となったため、プレーオフ進出が確定した。

 一方のマジックは、この日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)戦に勝利すればプレーオフ出場が確定するはずだった。しかし、セブンティシクサーズが後半の競り合いを制し、108-101でマジックを下した。

 これで今季32勝38敗となったマジックだが、この日はウィザーズが107-118でニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)に敗れたため、プレーオフの出場権を確保した。ウィザーズはシーズンが再開後これまで唯一勝ち星のないチームとなっており、マジックを脅かすには及ばなかった。

 その他の試合では、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)が122-100で昨季王者のトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に勝利し、同チームのイースタンカンファレンス第2シード確保を阻止した。

 この試合で、ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が20得点、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が18得点、ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)が17得点の活躍をみせたセルティックスは、今季の通算成績を46勝23敗に更新。イースト2位のラプターズとのゲーム差を3.5に縮め、同4位のマイアミ・ヒート(Miami Heat)との差を3ゲームに開いた。(c)AFP