【8月7日 AFP】世界で新型コロナウイルスへの感染が確認された人が1900万人を超え、アフリカだけで100万人を超えた。各国政府などの公式統計を日本時間7日午前8時までにまとめたAFPの集計で明らかになった。世界の感染者は1900万553人、死者は71万2315人となっている。

 アフリカで最も感染者が多いのは南アフリカで、6日だけで8000人以上増え、累計で53万8184人となった。アフリカ全体の半数以上を占め、世界全体でも米国、ブラジル、インド、ロシアに続き5番目に多い。現時点で南アフリカの死者は9604人。その他のアフリカ諸国の感染者はエジプトが約9万5000人、ナイジェリアが約4万5000人など。

 それでも、公式統計の集計によるとアフリカ大陸で報告された感染者数はオセアニア地域に続いて世界で2番目に少ない。しかし、アフリカの多くの国は医療体制が不十分で検査能力も限られているため、実際の感染者は報告された数よりもはるかに多い恐れがある。(c)AFP