【8月7日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)は6日、決勝トーナメント2回戦の第2戦が各地で行われ、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)はオリンピアコス(Olympiacos)を1-0で下し、2戦合計スコア2-1で準々決勝に駒を進めた。

 3月12日に行われた敵地での第1戦を1-1で引き分けていたウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は、ラウル・ヒメネス(Raul Alonso Jimenez)が9分にPKを決めると、その後は何度かピンチを迎えるもしのぎきった。

 また、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって決勝トーナメント2回戦が一発勝負になったセビージャFC(Sevilla FC)は、中立地であるドイツ・デュイスブルク(Duisburg)でASローマ(AS Roma)に2-0で勝利。

 試合を優位に進め、公式戦での無敗を18試合にまで伸ばしたセビージャは、大会最多6度目の優勝に向け順調に進んでいる。

 昨年7月25日に行われたクルセイダーズ(FC Crusaders)との予備予選2回戦から今季のELを戦っているウルブスは、デュイスブルクで今月11日に行われる準々決勝でセビージャと対戦する。

 また、同日に行われた他の第2戦では、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)がグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)に1-0で勝利。FCバーゼル(FC Basel)もフランクフルト(Eintracht Frankfurt)を同スコアで下し、2戦合計スコアで上回ったレバークーゼンとバーゼルが準々決勝進出を決めた。

 ベスト8以降の試合はドイツでの集中開催となる予定で、レバークーゼンは8月10日にインテル(Inter Milan)とデュッセルドルフ(Duesseldorf)で、バーゼルはその翌日にシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)とゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen)で対戦する。(c)AFP