【8月6日 AFP】韓国の電機大手サムスン電子(Samsung Electronics)は5日、折り畳み式スマートフォン「Galaxy Z Fold2」をはじめとする自社製品の最新モデルを発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で大きな打撃を受けた市場で、販売のてこ入れを目指す。

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 感染拡大によって急速に世界的なトレンドとなったリモートワークや遠隔教育を強く意識し、サムスンは新製品お披露目をストリーミング配信で実施。

 無線事業部トップの盧泰文(T.M. Roh)氏は「われわれの使命はコミュニケーションの新たな方法、そして仕事を片付けるための新たな方法を提供することにある」と述べた。

 サムスンはGalaxy Z Fold2をはじめ、大型スマートフォン「Galaxy Note20」「Galaxy Note20 Ultra」、タブレット端末の「Tab S7」「Tab S7+」、スマートウオッチ「Galaxy Watch3」のほか、人間工学的なワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Live」も発表。

 盧氏は「私たちが今日ほどテクノロジーに依存したことはいまだかつてない。それは、世界中で直面する難題を切り抜けるため、いかにして私たちがつながり続けるかということだ」と強調した。

 今回発表されたGalaxy Z Fold2はサムスン初の折り畳み式スマートフォン「Galaxy Fold」の後継機。同社によると、閉じた状態では高級スマートフォンとして使用でき、広げると没入型ディスプレーとして機能する。

 映像は大型スマートフォン「Galaxy Note20」「Galaxy Note20 Ultra」の紹介、サムスン提供。(c)AFP/Glenn CHAPMAN