【7月5日 AFP】メキシコで4日、新型コロナウイルスによる死者数が3万366人に上り、その数はフランスを抜いて世界で5番目となった。保健省が明らかにした。

 保健省によると、3日から4日にかけて新たに6914人の感染が確認され、累計感染者数は25万2165人となった。1日の新規感染者数としては、同国で新型コロナウイルスの感染が確認されて以降最多となった。

 人口1億2700万人超のメキシコは、累計死者数で1日にスペインを抜いたばかりだった。

 公式統計をまとめたAFPのデータによれば、世界で最も被害が出た国は今も米国で、ブラジル、英国、イタリアがこれに続く。

 パンデミック(世界的な大流行)の中心地となっている北米・中南米地域においては、メキシコは米国とブラジルに次いで3番目に大きな影響を受けている。(c)AFP