【7月5日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2019-20)は4日、決勝が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は4-2でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を下して通算20回目の大会制覇を達成した。ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)はこの試合で2ゴールを挙げ、今季公式戦50得点の大台を突破した。

 ベルリンのオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で行われた一戦で、試合を支配したバイエルンはダビド・アラバ(David Alaba)の直接FKで早々に先制すると、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)が追加点を決めて前半を終えた。

 後半に入るとバイエルンは、レワンドフスキが今季公式戦50得点目、スベン・ベンダー(Sven Bender)のヘディングシュートで1点を返された後には51点目を挙げ、アディショナルタイムにカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)のPKで失点をしたが逃げ切った。

 マンオブザマッチに選出されたレワンドフスキは「後半は自分たちが上だというところと、カップ戦タイトルへの意欲を見せられた」と話した。

 51ゴールの内訳は、5回目の得点王を獲得したリーグ戦が34ゴール、ドイツカップが6ゴール、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)が11ゴールとなっている。

 ブンデスリーガ8連覇を決めているバイエルンは、これで新型コロナウイルスによる約2か月の中断が明けて以降の国内11試合を全勝で終え、13回目の国内2冠を達成した。チャンピオンズリーグでも、リスボンで開催されるファイナルエイトへの出場が有力で、3冠の可能性も残されている。(c)AFP/Ryland JAMES