コロナウイルス感染拡大の影響は、今や全世界に広がり、ステイホームを掛け声に世界中の人々が感染拡大防止に取り組んでいる。政策を考える国家や地方自治体、医療従事者が取り上げられているが、人の命を守るため見えない戦いを続けている人は思っているよりも多いのではないかと思う。その中の一部がこの写真に映る人々である。人の移動には欠かせない電車であるが、常にどこで何をしたかわからない人と乗り合わせる場でもある。少しでも感染防止するために乗客が触れらところを除菌している人々は私たちの目には映りづらいものだ。彼らだけではない、このような状況下で危険と分かりながらも我々の安全と生活維持のために働いている、つまり、見えない戦いをしてくれている人が大勢いるのだ。
コロナをきっかけにどれだけ多くの人が自分の生活に関わっているのか気づくことができた。そのことを忘れずにいたいと強く思う。
[獨協大学 鈴木 友唯]