私がこの写真を選択した理由は、この写真を見たときに新型コロナウイルスの感染拡大の脅威というものを改めて感じたからです。この写真が撮影された場所はニューヨークのタイムズスクエアです。信じられますか?私は、最初、信じることができませんでした。世界最大級の眠らない都市であるニューヨークから人が消えるなんてこと誰が想像したでしょうか。私たちの住む日本や撮影地のアメリカだけでなく多くの国々は対コロナ政策が慎重であり、日を重ねるごとに感染者数が増え続けています。韓国やドイツの対コロナ政策、そして写真の道路の真ん中に立つネイキッドカウボーイのように、”大胆”な振る舞いこそが正義となりました。躊躇して後になって後悔するようでは遅いのです。
[麗澤大学 佐藤 遼磨]