私が選んだ写真はブラジルのマリウスで、個人用保護服を着た緊急医療サービスの方が診察しているものである。以前、ブラジルはコロナ感染者がラテンアメリカの中でも多いといったニュースを見たが、写真のような対応をしているとは知らなかった。これは病院にいる医療従事者の労働が軽減される可能性が出てくる。しかし、コロナ感染者以外にも重度な病気を患っている患者にも対応をおこなっていることや、感染者が増えていくことで診察方法が増えても医療従事者全体の負担が大きくなってしまっているのではないか。また、コロナ感染者が多いために医療従事者が亡くなってしまうケースが度々あり、医療崩壊を起こしてしまうのではないかなど考えさせられる。医療従事者がどのような思いで治療を行っているかわからないが最前線で仕事を行っているとわかる写真であったため選定しました。
[東洋英和女学院大学 田中 澪]