「死者を望まない番人」
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MAURO PIMENTEL / AFP
これは墓地に運ばれた新型コロナウイルスによって亡くなった遺体を請負う男性の写真です。恐らくこの男性は、遺体を「待っている」のではなく、一人も運ばれて来ない日が1日でも早く訪れることを「願っている」のでしょう。このような人々の日々の精神的負担は計り知れません。
あなたは今活動を自粛しているでしょうか?長期休暇や連休に不要不急な外出をしていませんか?誰か一人でも身勝手な理由で外出することが、どこかで誰かを苦しめているのです。もし自分がウイルスを拡散してしまったら、自分がウイルスをもらってしまったら、大切な家族、一生懸命闘っている医療従事者の方、万が一亡くなった場合にはこうした遺体の処理の方にまで精神的苦痛を負わせることになります。今私たちに出来る最低限のことは家にいること。この重々しい雰囲気の写真からこうした思いが伝わればと思い選定しました。(ペンネーム:R.O)
[明治大学]