「グローバル化の光と影」
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昨年末に中国でそのウィルスの存在が確認されて以降、グローバル化社会の背景とともに急激なスピードでそれは世界中へ感染拡大した。各国はこのパンデミックに対し、都市封鎖や外出制限を行い、大都市からは人が消え、今まで見たことのないような光景が多くの場所で見られるようになった。
この写真はアルバニアのラグーンで撮られたフラミンゴの大群である。新型コロナウイルス対策で封鎖措置がとられ、一切の産業活動などが行われない今、野生生物たちはその大きな自然の中で自由に飛び回っているのである。そこには、かつての地球での自然動物の光景が見られるようになっているのかもしれない。
グローバル化による多くの経済活動や商業活動は人間の居場所をより快適にしたが、一方で生態系の破壊を行ってきたことは事実であると思う。いきすぎたグローバル化は多くのものを生み出すと同時に破壊しているのかもしれないとこのパンデミックによって強く感じた。(ペンネーム:あいうえお)
[明治大学]