【7月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は51万7416人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で計1076万9890人余りの感染が確認され、少なくとも545万4100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 2日午前4時以降、新たに4735人の死亡と19万3254人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1038人。次いでメキシコ(741人)、米国(740人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに12万8421人が死亡、271万3195人が感染し、少なくとも72万9994人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は6万632人、感染者数は144万8753人。以降は英国(死者4万3906人、感染者31万3483人)、イタリア(死者3万4818人、感染者24万961人)、フランス(死者2万9875人、感染者20万2785人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの84人。次いで英国(65人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(54人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3537人、回復者数は7万8487人。

 地域別の死者数は、欧州が19万7991人(感染270万9250人)、米国・カナダが13万7102人(感染281万7838人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が11万9171人(感染266万5100人)、アジアが3万5804人(感染136万3670人)、中東が1万6801人(感染78万2654人)、アフリカが1万414人(感染42万1862人)、オセアニアが133人(感染9519人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP