【6月4日 AFP】(更新)中国民用航空局は4日、新型コロナウイルス感染拡大の懸念から中断していた外国航空会社の旅客便乗り入れについて、便数を限定して再開すると発表した。米航空会社に対する運航禁止措置の事実上の解除となる。

 米政府は3日、米国に発着する中国の航空会社の運航を今月16日から全便停止すると発表しており、今回の中国政府の動きはこれを受けたものとみられる。

 中国民用航空局によると、すべての外国航空会社は週1便の旅客便運航が可能となるが、乗客は中国到着の際に新型コロナウイルスの検査を受けなければならない。

 また3週間続けて乗客全員が陰性だった場合、運航数をさらに週1便追加できるという。(c)AFP