【5月29日 Xinhua News】中国天津(Tianjin)税関は、今年1~4月の天津市と「一帯一路」沿線国との貿易額が前年同期比4.7%増の549億4000万元(1元=約15円)だったと明らかにした。うち輸出は303億7000万元、輸入は245億7000万元だった。

 同時期の天津市の貿易総額は2147億7000万元。「一帯一路(Belt and Road)」沿線国との取引額が占める割合は25.6%と2018年に比べ3.4ポイント、昨年からは1.7ポイントそれぞれ上昇しており、割合は年々増加している。

「一帯一路」沿線国の中で最大の貿易パートナーとなる東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易額は5.7%増の291億元で、輸出入総額の13.6%を占めた。対ロ貿易も大きく伸び、17%増加した。

 輸出品目では電気機械製品がトップを占め、輸出額は214億7000万元と全体の70.7%を占めた。鋼材の輸出額も4.8%増の28億2000万元となり、従来型の輸出製品が依然高い人気を得ていることが分かった。(c)Xinhua News/AFPBB News