【5月21日 AFP】スペイン1部リーグのアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)を象徴するFWアリツ・アドゥリス(Aritz Aduriz)は20日、股関節置換手術が必要であることを明かし、現役を引退すると発表した。

 ビルバオが優勝した2015年の同国スーパーカップ(Spanish Super Cup 2015)で、FCバルセロナ(FC Barcelona)相手に奪った4ゴールや、昨年のリーグ戦で同チーム相手に決めたゴールで、アドゥリスは永遠に記憶されるだろう。

 39歳のアドゥリスはビルバオで過ごした長い時間について「私にとっての道はこうして終わる。最初から最後まで素晴らしく、忘れえないものだ」とコメントした。

「できるだけ普段通りの日常生活を送るためにも、すぐにでも人工股関節置換手術を受けるように医師から勧められた。残念だが、私の体は『十分』だと言っている」

 アドゥリスは15-16シーズンのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2015-16)で10得点を挙げて得点王に輝くと、その2シーズン後にも同大会でラツィオ(SS Lazio)のチロ・インモービレ(Ciro Immobile)とともに8ゴールを記録し、得点ランキングのトップに立った。(c)AFP