【5月21日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は20日、セリエAのシーズン閉幕を8月20日とする新たな日程案を発表。再び中断されるなど、新型コロナウイルスによる影響がさらに生じた場合はプレーオフを行う可能性を示唆した。

 FIGCは協議会を開催し、プロリーグ再開への強い意欲を示したが、アマチュアレベルの試合はすべて中止となる見通しを示した。なお、来季の開幕日は9月1日と発表されている。

「FIGCはセリエA、B、Cの閉幕日を8月20日と設定し、シーズン再開とプロリーグ完了への意欲を示した」

 新型コロナウイルスで3万2000人以上が亡くなっているイタリアでは、3月9日に試合が行われたのを最後にセリエAが中断。シーズンの終了については、すでに当初の6月30日から8月2日へと変更されていた。

 また、FIGCは新たに中断があった場合等に適用されるルールをシーズン再開までに決定するとしている。FIGCは「順位決定のための短期プレーオフ」などを想定しているという。仮にシーズンが中断された場合は、「どのような場合でも降格と昇格を規定する」制度が考案されることになる。(c)AFP