国連総長、韓国を「手本」と称賛 コロナと気候変動への対策両立
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【5月1日 AFP】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は4月30日、新型コロナウイルス対策と気候変動対策を両立し、「手本」を示したとして韓国を称賛した。
グテレス氏は記者会見で、韓国が「新型ウイルス対策と気候変動対策が両立し得る」という「素晴らしい手本」を示したと述べた。
韓国はいわゆる「グリーンディール(Green Deal)」に基づき、コロナウイルス後の復興計画に温室効果ガス排出量と石炭火力発電所の削減を盛り込んだ。グテレス氏はこの計画を「意欲的」と評した。
韓国はこれに先立ち同日、新型ウイルスの国内新規感染者がゼロだったと発表。2月18日に国内初の感染者が確認されて70日余りが経過したが、新規感染者が報告されなかったのは初めて。
グテレス氏は、「大韓民国は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で大成功を収めた」と称賛した上で、新型ウイルスの排除と、環境に優しく、社会的包摂の考え方に基づいた経済復興の両立は、「至る所で模範とされるべき手本だ」と述べた。(c)AFP