【4月1日 AFP】米国の男子テニス界のスター、ジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏の弟で、監督として国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)の優勝も経験しているパトリック・マッケンロー(Patrick McEnroe)氏が、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表した。現在の体調は良好で、すでに症状もないという。

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 現在53歳のマッケンロー氏は、自身のツイッター(Twitter)に投稿した動画で、感染が広がっている場所の一つであるニューヨーク州のウエストチェスター(Westchester)郡で、ドライブスルー方式の検査を受けたと話した。

「10日か、11日前に軽い症状が出た」「そして先ほど戻ってきた検査結果は陽性だった。受け取ったのはけさだ」「悪い知らせではある。良い知らせは、私の体調が良好なこと。症状はもうなくなり、100%だと感じている」

 家の地下で動画を撮ったマッケンロー氏は、家族とともに2週間以上、自主隔離を続けていると話し、安全のため同じように外には出ないようにしようと呼びかけた。

 マッケンロー氏は、四大大会(グランドスラム)優勝7回を誇るジョン氏の弟で、自身も1995年にシングルスでツアー1勝を挙げ、1989年にはジム・グラブ(Jim Grabb)氏と組んだ男子ダブルスで全仏オープン(French Open)を制した。米国代表を率いたデビスカップでは2007年、決勝でロシアを4勝1敗で退けて優勝を経験した。(c)AFP