【2月26日 AFP】女子テニス、カタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2020)は25日、シングルス2回戦が行われ、大会第6シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)は19歳のダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)に3-6、6-7(4-7)で敗れ、今月初めの全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2020)制覇から3敗目を喫した。

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 全豪オープンの決勝でガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を破り、四大大会(グランドスラム)初優勝を果たした世界ランキング5位のケニンは、米国がラトビアを下した国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup 2020)の予選ラウンドで2試合プレーするも1敗を喫した。さらに、前週のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2020)でも、好調のエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)に敗れ、1回戦で姿を消していた。

 21歳のケニンは女子テニス協会(WTA)の公式サイトに「本当に腹立たしい」「全豪オープンでは人生最高のテニスができていたが、今は最悪ではないにしても、理想通りのテニスはできていない」とコメントした。 

 すでにツアー3勝を挙げているヤストレムスカについては「彼女を称賛したい。良いプレーをしていたし、重要な局面で素晴らしいショットを打っていた」「彼女は大事な場面で優れたプレーを見せた。私はとにかくアンフォーストエラーが多すぎたし、試合を通して動きが鈍かったように感じた」と語った。(c)AFP