【2月26日 AFP】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニー(Walt Disney)は25日、ボブ・アイガー(Bob Iger)氏が最高経営責任者(CEO)を退任したと発表した。

 後任は、ディズニーで27年働いてきたベテラン、ボブ・チャペック(Bob Chapek)氏。取締役会に指名され、直ちに就任した。

 アイガー氏はCEOを15年超務め、ディズニーを誰もが認めるハリウッド最大手に成長させた。今後も会長にとどまり、「ディズニーの創造活動を監督していく」という。

 アイガー氏は声明で、「ディズニーのストリーミング事業の立ち上げに成功し、21世紀フォックス(21st Century Fox)との統合が軌道に乗っているこの時が、新CEOに交代する好機だと思う」と述べた。(c)AFP