【2月26日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元世界王者フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、マクラーレン(McLaren)からインディカーシリーズのインディアナポリス500(Indianapolis 500)に出走し、再びモータースポーツ3冠に挑戦することが決まった。

【関連記事】アロンソのインディ500参戦に黄信号、2チームが乗車を拒否

 2019年は予選落ちして決勝に出られなかったアロンソだが、今年も名高い大会の舞台に戻ってくることになった。

 38歳の元F1王者は、グラハム・ヒル(Graham Hill)氏に続くF1のモナコGP(Monaco Grand Prix)、ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race)、そしてインディ500の3冠を狙っている。モナコGPとルマンはすでに2回ずつ勝っているが、インディ500優勝にはまだ手が届かずにいる。

 アロンソはチームを通じて「自分はレーサーで、インディ500は世界最高のレース」「インディ500の素晴らしいファンが大好きだし、彼らがいるからこそ、この大会はレーサー全員にとって特別なレースで、僕も戻ってきたいと思える」と話している。

 アロンソのインディ500参戦はこれが3回目で、2017年大会は予選5番手に入り、決勝でも一時トップで走行したが、エンジントラブルによりリタイアした。(c)AFP