【2月25日 AFP】ラグビーイングランド・プレミアシップのノーサンプトン・セインツ(Northampton Saints)は24日、元ニュージーランド代表のPRベン・フランクス(Ben Franks)が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 35歳のフランクスは、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)で47キャップを誇り、2011年と2015年のW杯(Rugby World Cup)ではチームの優勝に貢献した。

 フランクスは弟のオーウェン(Owen Franks)と現在ノーサンプトンに所属しており、二人はオールブラックスでも共にプレーした。

 フランクスは「セインツの一員であることを誇りに思うし、ここノーサンプトンで現役を終えられることにとても感謝している」とコメントした。

「だが、キャリアに幕を下ろすのは今シーズン終了後が適切だ。ニュージーランドでプレーしていた頃から、弟と共にオールブラックスのメンバーに選ばれ、このチームに移籍にしてプレミアシップに挑戦するまで、これまでラグビーの世界で歩んできた旅路には大満足だ」

「ここフランクリンズ・ガーデンズ(Franklin's Gardens、ノーサンプトンの本拠地)で再びオーウェンとプレーできる機会を本当に楽しんでいる」

 フランクスはクルセイダーズ(Crusaders)とハリケーンズ(Hurricanes)でスーパーラグビー(Super Rugby)にも出場し、クルセイダーズでは2度の優勝を経験。2015年にはプレミアシップのロンドン・アイリッシュ(London Irish)に移籍し、2018年にノーサンプトンに加入した。(c)AFP