【2月23日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第2戦のメキシコ選手権(2020 Mexico Championship)は22日、メキシコの首都メキシコ市のチャプルテペクGC(Club De Golf Chapultepec、パー71)で3日目が行われ、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)が通算15アンダーで首位に浮上した。

 世界ランキング4位のトーマスは、ボギーで始まりボギーで終わるラウンドとなったが、8つのバーディーを奪って6アンダー「65」を記録し、同胞のパトリック・リード(Patrick Reed)と南アフリカのエリック・ファン・ローエン(Erik van Rooyen)に1打差のリードをつけた。

 今大会では2018年に準優勝するなど、過去に3度のトップ10フィニッシュを経験しているトーマスは「とにかく1位になりたい」「これまで何度かあと一歩のところまで迫った。ここではやりかけの仕事があるように感じている」と話し、念願のタイトル獲得へ向けて「あしたは良いプレーをしないといけないのは分かっている。とにかく優勝したい」と意気込んだ。

 スペインのジョン・ラーム(Jon Rahm)はパー3の17番でホールインワンを決めるなどしてコースレコードの10アンダー「61」を記録し、世界1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)と米国のブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau)と通算11アンダーの4位タイで並んだ。

 イングランドのポール・ケーシー(Paul Casey)とタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton)が通算10アンダーで7位タイとなり、スコアを伸ばせなかった松山英樹(Hideki Matsuyama)は同9アンダーの9位タイに後退した。(c)AFP