【1月26日 AFP】(写真追加)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)は26日、女子シングルス4回戦が行われ、15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は7-6(7-5)、3-6、0-6で大会第14シードの同胞ソフィア・ケニン(Sofia Kenin)に逆転負けし、涙を流しながらコートを去った。

 3月に16歳になる天才少女は、1968年のオープン化以降では最年少での四大大会(グランドスラム)優勝を目指していたが、1997年の全豪オープンを16歳と105日で制したマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)氏の記録を破ることはできなかった。

 それでも、今大会では初戦でヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破ると、3回戦では連覇を目指した大坂なおみ(Naomi Osaka)を相手に番狂わせを演じ、大会の話題を集めた。

 一方、1セットダウンから力強く勝利を手繰り寄せたケニンは試合後、「とにかく全力を尽くした。他の試合と同じように取り組んだ」「彼女が良いプレーをしているのは知っていたから、とにかく自分のテニスをして、他のことに気が散らないようにしながら、すべてのポイントでファイトした」と語った。

 準々決勝では、チュニジアのオンス・ジャバー(Ons Jabeur)と対戦する。ジャバーは、3回戦でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破った第27シードの王薔(Qiang Wang、ワン・チャン、中国)を下して勝ち上がった。(c)AFP/Peter STEBBINGS