【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)の女子シングルス3回戦で大坂なおみ(Naomi Osaka)と対戦する15歳の新星コリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)が、「自分に失うものはない」と話し、24日の注目対決では前回対戦の時のように圧倒されないと言い放った。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)に続き、再び初戦でヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破ったガウフは、22日の2回戦でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に4-6、6-3、7-5の逆転で勝利し、大会連覇を狙う大坂が待つ3回戦へ駒を進めた。

 両者は昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)でも対戦しており、その時は22歳の大坂が彗星(すいせい)のごとく現れたガウフに6-3、6-0で圧勝。わずか65分で敗れたガウフが涙を流す中、ハグで慰めた大坂は一緒にコート上でインタビューを受けようと誘うと、自分も涙を浮かべた。

 今回の再戦ではのまれないようにしたいというガウフは、「今回はあの時ほど緊張しないと思う。全米オープンではナーバスになってしまった」「初めてのアッシュ(アーサー・アッシュ・スタジアム<Arthur Ashe Stadium>、全米オープンのセンターコート)だったから」と振り返り、「お互い手の内を知っている。彼女は非常に攻撃的なプレーをしてくる。今回は自分がもっと積極的にいきたい」と続けた。(c)AFP