【1月22日 AFP】米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)は21日、2件の墜落事故を受け昨年3月から運航停止となっている737MAX型機の運航再開はさらに遅れ、今年半ばになるとの見通しを発表した。

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 発表を受けてニューヨーク証券取引所(NYSE)では同社株が大幅に下落。約40分間取引が停止され、前日比3.3%安の313.37ドルでこの日の取引を終えた。

 同社は、同型機の運航再開の時期を何度も延期した末、目標時期を完全に白紙に戻していた。しかし今年半ばという時期も一部の専門家の予想より遅く、さらに延期される恐れがあるとみられる。(c)AFP/John BIERS / Luc OLINGA