【1月21日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は20日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)からMFレイニエル(Reinier Jesus Carvalho)を獲得したと発表した。契約期間は6年半。

 スペインとブラジルの報道によれば、レアルは約3000万ユーロ(約37億円)の契約解除金を支払うことになり、このうち80パーセントがフラメンゴ側に渡り、レイニエルの代理人や家族が残りを受け取るという。

 レアルと2026年までの契約を結んだ攻撃的MFのレイニエルは、19日に18歳の誕生日を迎えたばかりだった。

 レイニエルはU-23ブラジル代表の一員として東京五輪の南米予選に出場した後、スペイン3部リーグに所属するレアルのBチーム、カスティージャ(Real Madrid Castilla)に合流する予定だと、レアルは発表文の中で記している。

 昨年、フラメンゴのリーグ優勝とリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America 2019)制覇に貢献したレイニエルは、FCバルセロナ(FC Barcelona)など欧州の名門クラブからオファーがあったと報じられていたが、移籍先にレアルを選んだ。

 レアルでは2018年にビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)が同じフラメンゴから、今シーズンはビニシウスと同じ19歳のロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)がサントスFC(Santos FC)から加入しており、才能豊かな若手ブラジル人選手の獲得が続いている。(c)AFP