サッカー米男子代表、カタール合宿を中止 「周辺地域の状況」理由に
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【1月4日 AFP】米国サッカー連盟(USSF)は3日、男子代表チームが今月に予定していたカタールの首都ドーハでの合宿に関して、「周辺地域を取り巻く状況を理由に」中止したことを明らかにした。
今回の決定に先立ち、イラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官が、イラクの首都バグダッドにおいて米国の空爆で殺害されていた。
USSFは5日から25日まで予定されている合宿の代替地を米国内で探していると公表。男子代表チームは、カリフォルニア州カーソン(Carson)で、来月1日にコスタリカとの親善試合を控えている。
「米代表チームが近い将来、カタールでワールドクラスの施設やもてなしを経験できるよう、カタールサッカー協会(QFA)と連携している」とのコメント文を発表したUSSFは、カタールで開催される2022年W杯(2022 World Cup)に向けて、選手たちが現地の様子を確認する機会を与えるために同国での合宿を計画していた。(c)AFP