【1月3日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は2日、リーグのドメスティックバイオレンス(DV)規定に違反したとして、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のドミンゴ・ヘルマン(Domingo German)にシーズンの半分に相当する81試合の出場停止処分を科した。

【写真特集】2019大リーグ、カメラが切り取った瞬間

 昨季18勝4敗の成績を残した27歳の右腕は、昨年9月に女性への暴行疑惑で調査対象となり、プレーオフを含むシーズンの最後の18試合を欠場。チームはア・リーグ優勝決定シリーズでヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に敗れた。

 処分は昨年までさかのぼって適用されるため、ヘルマンは2020年シーズンの最初の63試合を欠場することになり、復帰は6月以降となる。

 リーグ側によれば、ヘルマンは今回の処分に異議申し立てをしないことで合意し、今後は米ニューヨークを拠点とするDV被害者支援の団体に寄付をするほか、診断・治療プログラムに参加するという。(c)AFP