【12月17日 AFP】米大リーグ(MLB)のタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)は16日、筒香嘉智(Yoshitomo Tsutsugo)外野手と2年総額1200万ドル(約13億円)の契約を結んだと発表した。

 レイズはまた、筒香が所属していた日本プロ野球(NPB)の横浜DeNAベイスターズ(Yokohama DeNA BayStars)におよそ240万ドル(約2億6000万円)の譲渡金を支払う。

 28歳で左打者の筒香は、NPBの過去4シーズンで139本塁打をマーク。2016年のオールスターでは最優秀選手(MVP)に選ばれ、同年のレギュラーシーズンでは44本塁打、110打点という成績を残した。

 指名打者(DH)としての起用が予想されている筒香だが、左翼か右翼を守るかもしれないほか、ヤンディ・ディアス(Yandy Diaz)三塁手のバックアップを務める可能性もある。

 レイズは同じく秋山翔吾(Shogo Akiyama)外野手の獲得もうわさされており、同選手にはアリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)やシカゴ・カブス(Chicago Cubs)も関心を寄せている。

 先週、秋山と面談を行ったダイヤモンドバックスのマイク・ヘーゼン(Mike Hazen)ゼネラルマネジャー(GM)は、同選手について「とても印象的な人物」と語った。(c)AFP