【12月16日 AFP】2019-20アルペンスキーW杯は15日、スイス・サンモリッツ(St. Moritz)で女子回転第3戦がパラレル形式で行われ、女王ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が不在の中、ペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)が優勝を果たした。

 回転のスペシャリストであるブルホバは、決勝でアンナ・スヴェンラーション(Anna Swen-Larsson、スウェーデン)を下し、W杯での通算10勝目となる今季初勝利を手にした。3位決定戦では、フランツィスカ・グリッチュ(Franziska Gritsch、オーストリア)がメタ・ハロバット(Meta Hrovat、スロベニア)を破り、W杯で初の表彰台を獲得している。

 ソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia、イタリア)が優勝した14日のスーパー大回転で3位となった総合首位のシフリンは「体力を温存し、(フランスの)クーシュベル(Courchevel)での大回転とバルディゼール(Val d'Isere)での高速系のレースに集中」するため、今回の回転を欠場していた。(c)AFP