【11月7日 AFP】西アフリカのブルキナファソで6日、カナダの鉱山会社「セマフォ(Semafo)」の従業員を移送していた車列が武装集団の襲撃を受け、37人が死亡、60人が負傷した。地方知事が明らかにした。

 ブルキナファソではイスラム過激派の攻撃が相次いでおり、セマフォを狙った死者を伴う襲撃は、この1年半で3回目。

 東部地方(Est Region)のサイドゥ・サヌ(Saidou Sanou)知事は、車列は6日朝、「正体不明の武装集団」に襲撃を受けたと発表した。

 セマフォによると、襲撃を受けたのは軍に護衛されたバス5台。現場は同社が所有する金鉱から約40キロの地点だったが、金鉱は無事で、業務に支障は出ていないという。

 セマフォは、「従業員や請負会社、供給業者らの安全安心を確保するため、あらゆるレベルの政府機関と積極的に連携している」と述べ、犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。(c)AFP