【10月22日 AFP】男子テニス、スイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2019)は21日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、キャリア通算1500試合目となったピーター・ゴヨブジク(Peter Gojowczyk、ドイツ)との一戦に6-2、6-1で勝利した。

 地元大会での10度目となる優勝を目指す38歳のフェデラーは「良い試合だと思った」と振り返った。

「足取りが軽かったように感じた。ボールに素早く追いつき、状況に慣れるまで長い時間はかからなかった。それは前向きな要素だ」

「インドアの大会でピーターと対戦する際は危険が伴う。彼は予選でしっかりとした2試合をこなしており、インドアでは良いサーブを打つ」「けれど、プレーをコントロールできた」

 フェデラーは自身が出場した直近12度のスイス・インドアですべて決勝に進出しており、同大会における通算成績は72勝9敗となった。昨年も連覇に成功し、この大会で21連勝中のフェデラーが最後に敗れたのは、ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)に黒星を喫した2013年大会の決勝にまでさかのぼる。

 今季、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships)やマイアミ・オープン(Miami Open 2019)、ノベンティ・オープン(NOVENTI OPEN 2019)を制しているフェデラーは2回戦で、ラドゥ・アルボット(Radu Albot、モルドバ)とドゥサン・ラヨビッチ(Dusan Lajovic、セルビア)の勝者と対戦する。

 他の試合では、ワイルドカード(主催者推薦)のアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)がウーゴ・デリアン(Hugo Dellien、ボリビア)に6-1、7-5で勝利。

 デミノーは2回戦で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)とテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)の勝者と顔を合わせる。(c)AFP