【10月23日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)で18~20日に開催された「中国国際軌道交通・設備製造産業博覧会」では、スマート化、自動化された軌道交通の最新設備と技術が話題を集めた。

 中国の鉄道信号・制御システム大手の中国鉄路通信信号は、新たに開発した「信号室内操作ロボット」を今回の博覧会で初公開した。ロボットは通信・信号機内の設備を巡回点検し、故障時には応急操作を行う。人による周期的な巡回検査の手間を削減し、緊急時の故障復旧能力を向上させる。

 鉄道車両製造大手の中車集団株洲電力機車は2.0版商用リニアや充電式次世代路面電車、交直流電気機関車、CJ6型都市間高速鉄道車両など10種類の新製品を展示した。博覧会の開幕に先立つ17日には、上海地下鉄18号線に導入される全自動運転列車が同社でラインオフしている。同列車は全自動運転技術基準の最高等級に基づき設計されており、全行程無人化を実現する最高水準の全自動運転列車となる。(c)Xinhua News/AFPBB News