【10月15日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)石家荘市(Shijiazhuang)で11~13日に開催された2019中国国際デジタル経済博覧会では、コンセプトカー向けに応用された柔軟性を持つAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレーが注目を集めた。同ディスプレーの柔軟な形状と表示特性を利用した未来感覚あふれる車内空間が人々の目を釘付けにした。

 運転時にはフレキシブルなディスプレーがリアルタイムで車の情報を表示する。車の状態をモニタリングすることで、安全な走行を保つことができる。停車時には公用と私用のモード切り替えが可能で、インタラクティブなマルチスクリーンを通じて運転者と同乗者のニーズに応える。AMOLEDディスプレーは形状に制約がなく、車内の流線構造に応じてカスタマイズできるため、より人間工学のニーズに適合した車内設計が可能になり、運転者と同乗者に快適な体験を提供できる。(c)Xinhua News/AFPBB News