【10月23日 CNS】中国の建国記念日(国慶節、10月1日)連休期間中、中国・陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)の秦始皇帝陵博物院(Emperor Qinshihuang's Mausoleum Site Museum)には、計45万1792人の見学者が訪れ、特に10月3日だけで10万人の見学者が集まった。

 連休中、陝西省各地は雨続きで気温も低かったが、観光客の勢いは変わらず、秦始皇帝陵博物院などの観光地は入場制限措置をとっていた。

 秦始皇帝陵博物院は、秦始皇兵馬俑博物館を中心とした秦始皇帝陵遺跡公園(Qin Shi Huang mausoleum Ruins Park)に造られた大規模な遺跡博物館。始皇帝陵からはこれまでさまざまな種類の陪葬坑、陪葬墓など600か所以上が発見されている。

 国慶節の連休中に秦始皇帝陵博物院を訪れた見学者は、兵士や馬を土人形でかたどった兵馬俑がずらりと並んだ1~3番坑、銅の馬車、麗山園(Lishanyuan)などの常設展示のほか、「秦の天下統一」「始皇陵博物院40周年記念展」などの特別展示も鑑賞していた。(c)CNS/JCM/AFPBB News